-そなえているから、あわてない-

カセットガスは何本必要?防災に安心な“2週間分”の備蓄目安と使い方

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防災OK?ぺいかわです!

非常食や水は備えていても、意外と忘れがちなのが「カセットガス

停電や断水が起きたとき、これがあるだけでお湯が沸かせたり、あたたかいご飯が食べられたりして、気持ちも落ち着きます。

「絶対に必要!」と身構えると大変ですが、“あったら安心”のひとつとして取り入れてみると備蓄のハードルも下がりますので興味のある方は最後まで記事を読んでみてください!

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カセットガスが便利な点

  • 停電時でもお湯が沸かせる
  • インスタント食品や粉ミルクの準備に役立つ
  • 簡易ヒーターにもつながる場合がある

実は阪神淡路大震災のあと、カセットガス缶は規格が統一されました。

今はどのメーカーのコンロでも使えます。

前回の反省を活かして規格統一は本当に素晴らしいことです。

実はカセットガスは被災地の炊き出しでも大活躍する“命を守る燃料”なのです!

規格が統一されたことにより、メーカーを問わず使えるので、備えておけば安心感がぐんと増します。

どのくらい備えればいいの?

目安は…1週間で6(1人あたり)
引用元(農林水産省HP):https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter07.html?utm_source=chatgpt.com

モノや火加減にもよりますが、大体一本当たり60分くらい使えます。

また、内閣府や自治体は『最低1週間、できれば2週間分』の備蓄を推奨しています。

過去の大災害では水道やガスの復旧に2週間以上かかった地域もあるため、カセットガスも2週間分あると安心です。

家族4人なら2週間で約48本ですね。

スーパーでは3本セットで売られていることが多いので、「3本パックをいくつ買うか」で考えるとわかりやすいです。

使用期限はある?

カセットガス缶の底には製造年月が印字されています。

そこから約7年以内が使用の目安。ガス缶の底を見ると「製造年月」が印字されています。

約7年が使用の目安なので、それを過ぎる前に普段の料理でどんどん使い切りましょう。

「ローリングストック」といって、古いものから使い、新しいものを補充するやり方がおすすめです。

個人的には料理で使うのが1番消費できる気がしています。

保管のポイント

カセットガスは意外とデリケート。

  • 直射日光や高温NG(車内やストーブ横は危険!)
  • 湿気の少ない場所で(錆び防止)
  • 立てて保管(液漏れ防止)

室温(30~40℃程度)までなら保管可能ですが、真夏の倉庫や炎天下はNGです。わが家では2階の倉庫に置いてあります。

実際に使うときの注意点

  • 必ず換気のいい場所で(車内・テント内は危険)
  • 着火前にガス漏れがないか確認
  • 使用中はコンロの周りに物を置かない
  • 廃棄はガスを完全に抜いてから自治体のルールに従って処分

過去には、古い缶を無理に使ったことで爆発や火傷事故が起きた例もあります。

意外と怖がって使えない人もいますが、普段から料理で慣れておくことが一番の安全策です。

まとめ

  1. 使用期限は約7年
  2. 1本=約60分使用可能
  3. 備蓄の目安は1人1日1本、2週間分
  4. 保管は直射日光を避けて常温・乾燥場所で
  5. 普段使いしながら備える(ローリングストック)

カセットガスは「もしものために」ではなく「ないと困る」アイテム。

正しく備えて、正しく使うことが、非常時の安心につながります。

「まだ数本しか持ってないな」と思ったら、今日ネットやスーパーで数を増やしてみてください。

備えよし!今日もよし!ぺいかわでした!

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